2022-02-13 アンナの土星 小説 アンナの土星 (角川文庫) 作者:益田 ミリ KADOKAWA Amazon 14歳の少女には、毎日なにかしらの小さな事件が起きる。それは彼女の人生に大きな影響を与えたり与えなかったりする。そういう多感な時期の感情の切り取り方が巧みだなと思った。益田ミリさんのエッセイは多く読んでいるけど、幼い頃のことを良く覚えていらっしゃるのだといつも感心する。身近なキャラクターとして宇宙マニアのお兄ちゃんが出てきて、わたしは唯一の兄弟である弟のことを考えた。